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No.001

適切な照明の選び方は?
デザイン・明るさ・色を選ぶときに知っておくべきこと

2021.01.05

  • 照明
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  • 特集

シーリング・ペンダント・ダウン……
色々な種類がある照明は、どうやって選べばいいのでしょうか?
照明を選ぶうえでは、デザインはもちろん、明るさや色による特徴を知ることも大切です。

照明の種類

  • シーリング

    「シーリングライト」は、天井に直接取り付けるタイプの照明です。

    照らす範囲が広く、調光・調色などの機能が付帯しているものも多いため、リビング・ダイニング・各居室、場所を問わず選択されます。

  • ペンダント

    「ペンダントライト」は、天井からコードやチェーンで吊り下げるタイプの照明です。

    シーリングライトより小ぶりなものが多く、ダイニングテーブルの上やキッチンなどに多く設置されます。 デザインが豊富なので、お部屋のアクセントにも。

  • シャンデリア

    「シャンデリア」は、広義な意味ではペンダントライトに含まれますが、装飾が豪華な照明を指します。

    リビング・ダイニングはもちろん、寝室や玄関スペースなどで多く設置されます。

  • ブラケット

    「ブラケットライト」は、壁面に垂直に取り付ける照明です。

    天井ではなく壁に取り付けるため、視界にも入りやすく、お部屋のアクセントになります。 シーリングライトやペンダントライトなど、メインの照明の補助的な役割で利用されます。

  • ダウン

    「ダウンライト」は、天井に埋め込むタイプの照明です。

    天井面がフラットになるので、スッキリとした印象になります。

  • スポット

    「スポットライト」は、ピンポイントで局所的な部分を照らす照明です。

    明るさを補助するためだけでなく、絵画や美術品などを照らす際にも用いられます。

  • スタンド

    「スタンドライト」は、置き型の照明です。

    卓上のものはインテリアや勉強用に、背の高いタイプはリビングや寝室の明るさを補助するために設置されます。 照明自体のデザイン性が高く、シェードの素材や置く場所によって「影」も演出できます。

  • 間接照明

    「間接照明」は、壁面や天井面をやわらかく照らす照明です。

    おしゃれな空間にするだけではなく、リラックス効果があるので、リビングや寝室などくつろぐスペースに多く使われています。

照明の「色」「明るさ」「機能」の選び方

照明は、生活する上で欠かせません。
デザインのみならず、適切な色や明るさのものを選びたいですね。

照明の「色」の特徴

昼白色
昼白色は「太陽光に近い」といわれており、電球色以上に物を鮮明に見せます。

向いている場所・シチュエーション

・勉強・読書など字を書いたり読んだりする居室
・物を鮮明に見たいキッチンやクローゼットなど

電球色
電球色は、暖色の光により暖かさや安らぎを感じさせるといわれています。

向いている場所・シチュエーション

・家族団らんのリビング
・食卓
・寝室

温白色
温白(おんぱく)色とは、昼白色と電球色の間の色です。

向いている場所・シチュエーション

・どちらの色か悩んだとき
・鮮明に見たいけど暖かさも欲しい、またはその逆

人によって「明るさ」の感じ方は異なる

お部屋の大きさによって「適した明るさ」の基準はありますが、明るさの感じ方は人によって異なります。

たとえば、これまで明るい家で生活してきた人や昼白色中心の家だった場合は、
同じ明るさだとしても「電球色にしたら暗く感じる」といったケースも。

また年齢を重ねるにつれ、明るさを認識する感度は落ちていくともいわれています。
照明を選ぶ際には、ご家族の年齢やこれまで住んでいた家の明るさも考慮することが大切です。

最新の照明の「機能」とは?

調光や調色といった照明の機能は一般的になってきましたが、
最近では、人の声に反応したり、Bluetoothやスピーカーが搭載されていたりする照明が出始めてきました。
すべての照明に搭載されているわけではありませんが、照明を見直す頻度は決して高くありませんので、最新機能をチェックされるのもおすすめです。

照明は「トータルコーディネート」で統一感を

照明選びで悩んだら、まずはお部屋の理想のイメージを
決めてみてはいかがでしょうか?


お部屋は、照明のみならず、建具や床の色、カーテン、ソファーなどを“トータルコーディネート”してこそ、
統一感や洗練された印象が生まれるものです。
照明選びは、家具選びに先行することも多いため、目指すゴールを明確にすることで失敗をふせげます。

「ヴィンテージ」系にぴったりな照明

「古き良き」といったヴィンテージ感を演出したいときには、照明はブラックなどのダークカラーで、アイアン調のものや古材をあしらったものがおすすめです。

「カフェ」系にぴったりな照明

今人気がある「カフェ」系を目指すなら、ひび割れガラスや陶器など、ちょっと懐かしさを感じる素材の照明を選ぶとマッチします。

「モダン」系にぴったりな照明

スタイリッシュでシンプルなモダン風なお部屋には、ダークカラーやシルバーで無機質なタイプの照明が相性抜群です。

「北欧」系にぴったりな照明

「ほっこり感」を出したい北欧系のお部屋には、暖かみが感じられる照明がぴったり。ウッドテイストやカラフルな照明とも相性がいいでしょう。

照明だけではなくトータルコーディネートでお部屋をイメージ通りに

照明選びだけでは、あなたがイメージする理想のお部屋にはなりません。
「照明とカーテンとの兼ね合い」「照明と家具との相性」
……そのすべてが、お部屋の“印象”となります。

・どんな照明を選べばいいかわからない
・家具やカーテンとの相性ってどう判断すればいい?

照明はもちろん、お部屋全体のコーディネートに悩んだらプロのコーディネーターにご相談ください。
ご相談も、コーディネートも、ポラスのインテリアはすべて無料。
ポラス以外で建てたお住まい、分譲住宅、賃貸住宅も対象ですので、どうぞお気軽にご相談ください。