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No.003

ウィンドウトリートメント
(カーテン・ロールスクリーン・ブラインドなど)の選び方

2021.01.05

  • カーテン
  • 選び方
  • 特集


さまざまな機能やデザインがあるウィンドウトリートメント。
「カーテン」のみならず、「ブラインド」や「ロールスクリーン」など選択肢が多く、
一度選ぶとなかなか変更できないからこそ悩むものでもあります。

適切なカーテンを選ぶために知っておきたい「機能」

ドレープ(厚手)カーテンの機能

ドレープカーテンのメインの機能は、遮光。程度はカーテンによって異なりますので、寝室など日の光を入れたくないお部屋は遮光率の高いものを選ばれるといいでしょう。また保温性能が付いているカーテンは、快適な温度に保ちやすいのみならず、冷暖房効率アップで光熱費削減にも期待できます。

ドレープカーテン・レースカーテンいずれもほとんどのカーテンにウォッシャブル機能が付いていますが、ないものもあるので確認は忘れずに。

レースカーテンの機能

レースカーテンは、ドレープカーテンより多種多様な機能を持っている傾向にあります。

最近では、外からの視線を遮る「ミラーレースカーテン」が人気です。ミラーレースカーテンの仕組みは、特殊な糸を編み込むことで鏡のごとく光を反射させ、外からの視線をブロックするというもの。プライバシー確保には適したレースカーテンですが、「光を反射させる」という機能ばかりが目立ち、実際に選択される方が多くいらっしゃいます。しかし、そもそも日中は屋外と屋内の明るさの差があるため、お部屋の中は見えづらいものです。また、ミラー機能がないレースカーテンでも視線を遮る効果には期待できますので、必ずしもミラーレースカーテンでなければならないということはありません。

一つの機能にこだわりすぎてしまうと、その他の機能やデザインを疎かにしてしまうこともあります。カーテンは、お部屋の印象を左右するもの。機能ばかりではなく、質感やデザインも重視して選んでみてくださいね。

カーテン・ブラインド・ロールスクリーンの特徴と選び方


ウィンドウトリートメントは、布製の「カーテン」だけではなく、
「ブラインド」や「ロールスクリーン」などさまざまなタイプの中からご選択いただけます。

カーテン
王道の「カーテン」は、厚手カーテンとレースカーテンを組み合わせるのが一般的です。
カーテンのメリット
・開閉が容易
・多機能
・洗濯可能な生地が豊富
向いている窓
・掃き出し窓
・開閉が多い
縦型ブラインド
(バーチカルブラインド)
「縦型ブラインド」は、上下ではなく、カーテンのように左右に開閉するタイプのブラインドです。
近年では、スタイリッシュな見た目と使いやすさから人気があります。
縦型ブラインドのメリット
・圧迫感がない
・スタイリッシュ
・調光が可能
向いている窓
・掃き出し窓
・開閉が多い
ブラインド(横型)
カーテンよりすっきり見せたいときは、「ブラインド」がおすすめ。
調光が細かく調整できる点も、カーテンにはないメリットです。
横型ブラインドのメリット
・スタイリッシュ
・圧迫感がない
・調光が可能
・目隠しになる
向いている窓
・日差しが強い
・あまり開閉しない
・光の調整が必要な場所
ロールスクリーン
ブラインドのように上下で開閉し、上部でカーテンを巻き取るタイプを「ロールスクリーン」といいます。
ブラインド以上にすっきり見せ、デザイン・色・テクスチャーが豊富です。
ロールスクリーンのメリット
・全て巻き上げた時に
 本体部分がコンパクト
・デザインや色が豊富 
・間仕切りとしても利用できる
向いている窓
・曇り(型)ガラス
・小窓
・縦(横)に細長い窓

カーテンは「トータルコーディネート」がおすすめ


生活する上でカーテンは必須ですので、どうしても家具に先行させてカーテンを選びがちです。
ただ実は、お部屋をトータルコーディネートするうえでは、ダイニングテーブルやソファーなどの大型家具から決めていくのが正解。
カーテンももちろん重要なのですが、体積も表面積も大きい家具はお部屋の印象をもっとも左右するものであり、
モデルルームのコーディネートでは家具とのバランスを考えてカーテン選びは終盤に行われています。

家具より先にカーテンを選ぶときには、事前にお部屋のイメージを作っておくことが大切です。
たとえば、「カフェっぽくしたい」「明るい印象にしたい」「モダンな感じを出したい」
……このようにざっくりとしたイメージを決めておくだけでも、カーテン選びで失敗してしまうことを避けられます。

お部屋のカーテンは統一しなくてもOK

リビング・ダイニングなど窓が複数ある居室では、全ての窓に同じカーテンを付ける方も少なくありません。しかし、居室内のカーテンは必ずしも統一しなくて大丈夫。上級テクニックともいえますが、統一感のある色や柄、素材のカーテンを窓に合わせて使い分ければ、お部屋のお洒落度もグッと上がります。

同じ色でも素材によって印象が変わる

カーテン・ブラインド・ロールスクリーン、全てに共通しますが、色や柄だけでなく「素材」によっても大きくお部屋の印象は変わります。たとえば、同じ「白」のカーテンでも、光沢があるものならエレガント感が出ますし、麻風のものであればナチュラル感が出ます。

カーテンとシェード・ロールスクリーンを合わせることも

「厚手カーテンとレースカーテン」という王道のスタイルのみならず、厚手カーテンの下にレース素材のシェードを入れてみたり、レースカーテンの下にロールスクリーンを入れてみたり。ウィンドウトリートメントを併用することでお部屋の印象も変わり、機能面も充実させることができます。

カーテン選びで悩んだらプロのコーディネーターに相談を


カーテン選びでは、ベースカラーや家具との「相性」を見ることが大切です。

・お部屋のイメージはできているけど、どんなカーテンを選べばいいかわからない
・そもそも、どんなお部屋がいいのかもわからない……

カーテンをはじめ、インテリア選びで悩んだらプロのコーディネーターにご相談ください。
ご相談も、コーディネートも、ポラスのインテリアはすべて無料。
ポラス以外で建てたお住まい、分譲住宅、賃貸住宅も対象ですので、どうぞお気軽にご相談ください。