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No.002

後悔しないソファーの選び方!
色だけで選ぶと失敗することも?

2023.12.05

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新築で、リフォームで、模様替えで。ソファーを購入するとき、
どんなものを選べばいいか悩んでしまう方は多くいらっしゃいます。
ソファーは体積が大きいため、お部屋の印象を左右するものであり、
いかにくつろげるかも大事なポイントです。

サイズ・色・素材……ソファーはどうやって選ぶべき?

サイズ

ソファーのサイズを考えるうえでは、まず「置く場所」を決めておきましょう。
置く場所が決まっていなければ、スペースやソファー周りの動線を確保するために適したサイズが分かりません。
「幅は2000mmくらいがいいなぁ」というお客様でも、図面を拝見しながら置く場所を一緒に検討させていただくと、
「大きすぎる」といった結論になることも多々起こります。

また「幅」のみならず、背もたれの「高さ」によっても座り心地や圧迫感は大きく変わってくるものです。
テレビを見るのが中心なのか、パソコンなどの作業をするのかによっても、適した背面の高さは異なります。
さらにその他の家具との“兼ね合い”によっても、適したソファーのサイズがあります。
まずは、「置く場所」と「ソファーをどのように使いたいか」のイメージを持っていただいた上でご相談いただければ、
選任のコーディネーターが適切なサイズをご提案させていただきます。

ソファーは体積が大きい家具ですので、好みだけで色を決めてしまわないほうがいいでしょう。
建具や床、ラグ、カーテン、クッションなどの色とトータルコーディネートすることで、統一感のあるお部屋に仕上がります。

基本的に、ラグやソファーを同系色にまとめると落ち着き感はでますが、少々ぼんやりとした印象になってしまうことも。
かといって、色味がぶつかり合ってしまうと、統一感がなくがちゃがちゃした印象にもなってしまいます。

素材

ソファーの材質は、「本革」「合皮」「布」の3つに大別されます。

レザーのソファーは、高級感やモダンな印象を与えます。一方、布地は色のバリエーションが豊富。また一口で「布地」といっても生地によって質感は変わるため、選択肢の広さが特徴です。

間取りで選ぶ!レイアウト別おすすめソファー

間取りや置く場所ごとの「おすすめソファー」をご提案します。

ダイニングテーブルとソファーの位置が近い


【お悩みポイント】
・リビング・ダイニングが広くない
・ダイニングテーブルを置くと、ソファーの場所を十分に確保できない
・だけど、くつろげるソファーは絶対に外せない!

「フレキシブルタイプ」のソファー
ダイニングテーブルとソファーが近いレイアウトでは、背面が無いタイプ、あるいは一部、背面がなく、両側から座れるフレキシブルタイプのソファーがおすすめ。ダイニングチェアとソファーを兼ねて、省スペースが叶います。

ソファーの背面が見えるレイアウト


【お悩みポイント】
・ソファーの後ろ側って、見せてもいいの?
・リビングに入ってすぐソファーだと、圧迫感がありそう
・ソファーの存在感が強すぎる……?

背面のデザインが凝っているソファー
背面のデザインが凝っているソファー
せっかくソファーの背面が見えるレイアウトなら、見える部分はお洒落に。また、ソファー背面に高さの低い収納を設けて、使い勝手を良くすることもおすすめです。

背もたれの「高さ」にも気を付けたい
ソファーが壁面についていないと、より存在感が増すもの。背面のデザイン性が高いソファーを選べばお洒落度は増しますが、圧迫感が出ないよう「高さ」にも気を付けたいところです。

背もたれが低いソファーは、お部屋の中心にあっても圧迫感がなく、お部屋全体との馴染みがよくなります。

ソファーの背面を壁につける


【お悩みポイント】
・フレキシブルな使い方はしないから、くつろげることを重視したい
・どんなタイプとも相性が良さそうだけど、こだわるポイントってなんだろう?

背もたれが高いものやヘッドレスト付のソファーがおすすめ
壁面にソファーをくっつけるレイアウトでは、導線やスペースにそこまで気を付ける必要はありません。その分、“くつろぐ”ことを重視してみてもいいでしょう。

背面に一定のスペースが取れ、前面のスペースにも余裕がある場合は、背もたれがリクライニングできてフットレストが出るタイプがおすすめ。スペースに余裕がないときは、背面が高く、頭も支えてくれるタイプのソファーを選んでみてはいかがでしょうか。

リビング・ダイニングの空間にゆとりがある


【お悩みポイント】
・広いと広いで、レイアウトが難しい
・家族や来客者が多いから、大人数でもくつろげるソファーがいいなぁ
・ソファーが大きければいいってものでもなさそう……

「オットマン」の利用がおすすめ
オットマン
リビング・ダイニングが比較的広い間取りは、ソファーを置く場所やサイズを選びやすい分、悩んでしまう方が多いものです。

そんなときは、「オットマン」とソファーを組み合わせるのがおすすめ。

オットマンとは?

メインのソファーのそばに置く、小さなソファーのようなもの。
一人掛けソファーとして、足置きとしてはもちろん、小型のテーブルとしての機能もある万能家具です。

ソファーの色や素材選びで悩んだら「理想のイメージ」から引き算してみる


ソファーは、大型で存在感のある家具の一つ。
自分の好みだけで選んでしまうと、いざお部屋に搬入したときに「他の家具とマッチしない」「イメージと違った」なんてことにもなりかねません。
ソファーに限ったことではありませんが、お部屋をまとまった印象にし、すっきり見せるためには、

家具や建具との「トータルコーディネート」が大切です。

ただ、すっきりまとまった印象になったとしても、自分の好みとかけ離れていては本末転倒。
そのため、家具を選ぶときには、“目指す理想のイメージ”をあらかじめ決めておくことをおすすめします。

たとえば、今、流行の「カフェ系」のお部屋に仕上げたいときには、ライトカラーでナチュラルテイストのソファーが相性抜群。
白やベージュなどの色で、オーガニックリネンや木材など、自然素材をあしらったソファーを選んでみるといいかもしれません。

一方、「モダン系」に仕上げたいなら、ソファーは黒やグレーなどのダークカラーで、レザー調のものがおすすめ。
対局となる色味のクッションやラグを選んで、アクセントとするのもいいですね。

ソファー選びは「トータルコーディネート」で

トータルコーディネート

ソファーのような大型家具は、デザインやサイズ、素材によってお部屋の印象を左右します。
ソファーを「一品買い」する方も多いですが、できればその他の家具や建具との
トータルコーディネートを意識して選ばれることをおすすめします。

・どんなサイズで、どんな色のソファーがいいのかわからない
・その他の家具もまとめてトータルコーディネートしてほしい!

ポラスのインテリアでは、ソファーをはじめ、家具の選び方やトータルコーディネートのアドバイスを無料でさせていただいております。
ポラス以外で建てたお住まい、分譲住宅、賃貸住宅も対象ですので、どうぞお気軽にご相談ください。