間(ま)は、
日本の伝統建築文化において、
最も重要なキーワードです。
先人達は、絶妙な間の演出に知恵を絞り、
素晴らしい建築物を残してきました。
私たちの日常の暮らしにおいても、
仲間や時間、空間といった
間のつく言葉は、
とりわけ重要な意味をもちます。
そして、それらすべての言葉が
どこか連動しています。
善き仲間が善き時間を生み出し、
善き空間をつくっていく。
善き空間が、
善き仲間との善き時間をつくっていく。
おもてなしという言葉の源流も、
ここに答えがあります。
結局、
間というものに生かされているのが、
私たち人間なのではないでしょうか。
間人。
私たちは、これを「まじん」と読みます。
単に人間を
逆さにした言葉ではありません。
一言でいえば、間を楽しむ人のことです。
造語ですが、
私たちがとても大切にしている
コンセプトです。
リフォームとは、
家を住み替えるのではなく、
今いる間を変えること。
今まで積み上げた時間の上に、
新たな時間を積み上げる準備をすること。
私たちは
リフォームの専門家であると同時に、
間の専門家でありたい。
あなたにとっての善き仲間と過ごす
善き時間のための善き空間、
つまり、
善き間にこだわる専門家集団でありたい。
間人心(マジンゴコロ)をくすぐる家を
演出しつづけていく覚悟です。
喜んでいただけたなら、
私たちも間人冥利(マジンミョウリ)に
尽きるというものです。
間人とは、私たちのことでもあり、
あなたのことでもあるのです。