MAJIN - CUSTOMER
#004

Bathroom Reform

Soka - O house
Director / M.Fujiwara

マンション(築23年)
 工事費:297万円(税込) 
工事工期:11日
水回リフォーム

 ご結婚を機に購入されたマンションにお住まいのO様ご家族。建築関係のお仕事をされているため、専門的な知識を活かしてのリフォームになりました。

今回は水まわりをリフォームされたのですね。
 ええ、洗面所とバスルーム、トイレです。マンションも20年経つと、どうしても古くなったり汚れが落ちにくくなったりします。
 妻は早くリフォームしたいと以前から言っていたのですが、なかなか取りかかるきっかけがなくて。他の場所なら自分で手配してできますが、水まわりはいろいろ大変なのがわかっていたので、つい後回しになっていたんです。

というと、他の場所はリフォーム済みだったのでしょうか?
 キッチンのコンロ、カウンター、収納は取り替え済みでした。
 今回のリフォームでは、洗面所に大きな洗濯機を置けるようにして、湯気で傷んできた壁のクロスを貼り替えることと、バスルームを広くすることが主な目的でした。収納も少し増やしたいと思っていました。
 バスルームやトイレの設備については特にこだわりはなく、新しいものになればいいかと思っていたんです。

資材センターに決められた理由は?
 数社から見積もりを取ったのですが、話がわかる担当の方に出会えたことが一番ですね。中途半端な提案をする会社や、知識の少ない人には頼みたくなかった。
 資材センターの担当の方は、私が自分で描いた図面にもすぐ対応してくれました。ユニットバスのサイズを今よりふた回り大きなものにしようと、自分で計算して図面を描いたんです。ぎりぎりのサイズで、デッドスペースも生じたのですが、それを利用できるような提案もしてくれました。
 設備をよく知っている方がいるのも頼りになりました。こんなものが欲しいというとすぐ持ってきてくれるし、マニアックな知識が豊富で、カタログではわからない設備の特性なども教えてくれました。

バスルームは高級感あふれる仕上がりになっています。
 最初は、浴槽を大きくして足を伸ばせるようになれば、グレードが低いものでも構わないと考えていました。でも、いろんな提案をしていただいて、好みにあったものを選ぶことにしたんです。
 浴槽は大きくするだけでなく、ジェットバスと肩湯のついたものに変更。壁の色も担当の方達と相談し、ショールームで確認して、黒っぽい色にしました。
 鏡面仕上げにしたのは汚れが落としやすく、目立たないからです。合わせて浴槽のふたも黒に。照明は調光タイプのものがあることを教えてもらい、それを導入しました。
 自分たちだけでは気づかないこともあるので、リフォームのプロから、最新の優れた機能の商品を紹介してもらえたことは良かったと思います。

洗面所には大きな洗濯機もきっちり収まっていますね。
 バスルームをこれ以上大きくすると、洗面所が狭くなります。今ある乾燥機と、新しく購入予定のドラム式の洗濯機が収まるように洗面所の大きさを決め、図面を描きました。
 悩んだのは、洗面所と洗濯機の位置関係をどうするかという点。担当の方に相談して、位置や向きを決めました。
 洗面化粧台も、幅の狭いものしか入らないだろうと諦めていたのですが、もう1サイズ大きいものが入りますよ、と言われてそちらを採用。棚を造作する選択肢もあったのですが、最終的に今まで使っていた棚が置けました。脱衣所のドアの位置と、洗濯機と洗面化粧台が、1センチ刻みでぎりぎり収まっています。

要望に応えて設備も探してきてくれたそうですね。
 洗面所の床は、ゴルフ場の脱衣所の床に貼ってあるようなファブリック調のものにしたいと相談したところ、すぐ探してきてくれました。素足で踏むと気持ちが良くて、落ち着くんです。今まではスリッパを履いて洗面所に入っていましたが、これにしてからは裸足で入るようになりました。
 洗面所の収納と洗面台の扉の色は、同じダークブラウンで統一したかった。これも、メーカーが違うので全く同じものはなかったのですが、うまく探してきてくれました。

 

Oさんが図面を描いて提案するスタイルだったのですね。
 ええ、でも提案してもらった所もたくさんありますよ。古いマンションなので、洗面所もトイレも収納が不足気味でした。トイレは既製品の吊り戸棚が付けられない場所だったので、そのままでいいと思っていましたが、担当の方が造作で対応をしてくれることに。元からあった小さな収納スペースに合わせ、棚の高さを合わせて手前にさらに吊り戸棚を作ってくれたんです。以前は突っ張り棒で収納スペースを捻出していたのですが、今は奥のスペースも無理なく使え、ストックも十分置けるようになり重宝しています。
 洗面所にも、バスルームを広げたことによって小さなデッドスペースができたのですが、そこは使えなくても仕方がないと思っていました。でも、そこにダボレールをつけて、分割して棚を動かせるようにしましょう、扉は折戸にしましょうという提案もしてもらいました。
 それと、洗面化粧台の蛇口ですね。私たちは全然思いつかなかったんですが、蛇口が下から出ているのではなく上についているタイプはいいですよ、と教えてもらいました。水が上から出るので、汚れないし、掃除もしやすいです。知らないものをいろいろ紹介してくれて勉強になりました。

 

トイレもすっきりしています。
 トイレは収納一体型トイレです。排水の勾配など、マンションのリフォームには条件がいろいろあります。他の会社でも見てもらったんですが、うちに合うものがあまりなくて、デザイン的に好みではないものを勧められました。
 資材センターで勧められたこのトイレは、ユニット式で見た目がすっきりしていたので、こちらに決めました。

 

奥様のご感想は?
 今までは我慢していたことが多かったので、やはりうれしいですね。
 以前はシャワーだけで済ませることがほとんどでした。前のお風呂は落ち着く感じがしなかったので、清潔になればそれで良くて、さっと入って終わりだったんです。でもリフォームをしてからはいつもバスタブにお湯を張ります。39℃のお湯で長時間ゆっくり浸かっています。そこは大きく変わりました。
 湯沸かし器も大きくしてもらったので、洗面所やキッチン、バスルームで同時にお湯を出すこともできるようになり、便利になりました。
 ただ安い物をというのではなく、いいものを提案してもらい、私たちもいろいろ選ぶ楽しみがありました。

 

休日はどのように過ごされていますか?
 10年ほど前に始めたゴルフをすることが多いですね。仕事で行くこともあれば、妻と一緒に楽しむこともあります。ゴルフを終えて車を運転して帰ってくると、浴槽に浸かって音楽を聴きながらゆっくり疲れをとります。照明を暗めにするとまたリラックスできるんですよ。リラックスしすぎて寝てしまうこともありますけど。
 冬はスキーにも行きますし、今は忙しくてできませんが、テニスも長年やっています。スポーツは一生楽しむつもりでいます。もともと体を動かすことが好きなんですよ。
 今回は、寮生活で家を出ていた子ども達が、4月に帰ってくる前に工事が終わったので、ちょうど良かったです。いずれは壁のクロスと床の張替え、建具の取り替えができるといいですね。